クライアントからごく稀に、別の作家さんの文字をサンプルでつけられて、
「この書体に似せて書いてください」などと言われることがあります。
この仕事を始めた20年ほど前、
世間では相田みつをさんの書が流行っていて
よく相田みつを風に書いてください、と言われたものです。
朴訥で温かくていわゆるヘタウマな文字。
でも、相田さんの作品の魅力は書体はもちろんのこと
やはりあの言葉にあると思うのです。
あの言葉はあの方から発せられるからこそ意味のあるもので
その人となりが文字ににじみ出ています。
まねをして文字の形は似せられても
それをまねするのはその方に失礼だと思うのです。
偽物はやはり偽物。
やはりオリジナリティで勝負したい。
まねするより、まねされる側にならんとね!
いいの書きますので、太田の書体でご依頼お待ちしています♪