ちょっと前になりますが、久留米美術館で開催されていた
「白馬のゆくえ」小林萬吾と日本洋画50年 を観に行きました。
コロナ禍にはありますが、どうしても行きたかったので。。。
久留米美術館へ行ったのは初めて。
小さめのこじんまりとした美術館です。
この展覧会は香川県出身の洋画家・小林萬吾(1868-1947)の
作品とともに近代洋画の軌跡をたどるというもの。
フランス留学を経て東京美術学校で教える傍ら、
多くの画家を育て、その功績は日本の美術史に
大きな影響を与えているようです。
「白馬」というのは「日本近代洋画の父」と呼ばれる画家、
黒田清輝が設立した美術団体「白馬会」に小林萬吾が
参加していたことを受けてのようです。
黒田清輝はとても有名ですが、小林萬吾は初めて知った画家でした。
小林の画業を、彼と接点のあった画家42人の作品とともに紹介するという
変わった切り口の展示でした。展示作品は約120点。
中にはルノアールやマルタンなどの作品も。
絵画を鑑賞したのは久しぶり。
検温や消毒、ソーシャルディスタンスを徹底した館内は
会期終盤だったのもあってか、なかなかの盛況ぶりでした。
やはり良い絵画を見るのはいいですね!