昔から昭和や海外の古い映画やお芝居などのタイトル文字が大好きです。
随分前、独学で商用の筆文字を書き始めたころ、
激しい感じやインパクトのある文字を書く時に
書体や構成なんかをよく参考にしていました。
悪魔の手毬唄や獄門島など、金田一耕助が出てくる横溝正史シリーズの
タイトル文字やテレビドラマ必殺仕事人の文字もドラマの内容と
ピッタリ合っててほんとにほれぼれしますわ。大好き!
そういうのもあって私の書く筆文字ロゴは
激しい傾向にあるのでしょうか…(笑)
タイトル文字、ナイスバランス。梶 芽衣子さんもかっこいい!!
狂犬三兄弟の文字もすばらしい!
この海外の映画のポスターなんて、文字・斬新なデザイン構成とも秀逸です。
すごいインパクト!脳裏に焼き付きます。うまいなぁ。
現代はデジタルがおそろしく進んでるので、技術的に出来ない事がないくらい
いろんな表現の幅も広がっています。もちろん作り込まれたロゴはスタイリッシュなのですが、
なんか作り込まれすぎてて、逆にいい意味でのストレートさやインパクトが
薄れてきている気がします。
この古い作品タイトルの手作り感…とても泥臭いですが、ガツン!と来ます。
デジタルなんて無かったころの表現の方が
ある意味新鮮なのはなぜなんでしょうね。